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Brand Essay
驚きと共鳴の感動、そして勇気
輝く星の音が、ここまで届きそうだ。
静かに目を閉じて、地球をまっすぐに見る。
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先生に怒られるかも。
鳴り響くチャイムが恐怖を煽る
忘れたと気づいた瞬間、
焦りと恐怖に胸の中心を強く握られ
手に汗を感じていた
「忘れ物をしました」
先生の机の前で忘れたことの弁明をしないといけない。
体操服を着ることは、自分にとって重要ではないのに、だ。
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また、星空を見上げる
だけどなぜか
今それを忘れていたことについては、胸に締め付けるようなものはなかった。
「忘れものをしました」
「なにを?」
光が 心に染み渡る
どこかの星の動物が
大切なものは目に見えない、と言っていたことを思い出した。
—勇気を。

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